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2025.09.24

失敗談から学ぶ!やってはいけない5つのこと

不動産売却で絶対にやってはいけない5つのこと

不動産売却は人生でそう何度も経験することではありません。
そのため「高く売れると思ったのに売れ残った…」「こんなはずじゃなかった」という失敗談も少なくありません。

今回は、実際によくある失敗談をもとに「不動産売却で絶対にやってはいけないこと」を5つご紹介します。
同じ過ちを繰り返さないよう、ぜひ参考にしてください。

1. 相場を調べずに売り出す

失敗談
相場より高い金額で売り出した結果、まったく買い手がつかず…。
結局、値下げを繰り返して最初に売り出すよりも安く売ることになってしまった。



防止策
売り出し前に周辺の成約事例を調べたり、一括査定を利用して相場を把握しておきましょう。
「適正価格」でスタートすることが、結果的に高く売れる近道です。

2. 不動産会社を一社だけで決める

失敗談
知人の紹介で一社にだけ依頼したが、担当者の提案が弱く広告活動も不十分。
結果的に売却まで時間がかかり、希望価格より低い金額でしか売れなかった。



防止策
複数の会社に査定を依頼し、金額だけでなく「販売戦略」「担当者の対応力」も比較しましょう。
信頼できる会社・担当者に任せることが成功のカギです。

3. 契約内容をよく確認せずに署名する

失敗談
契約書の内容を十分に理解せずに署名してしまい、解約時に高額な違約金を請求された。
「こんなはずでは…」と後悔しても手遅れに。



防止策
手付金の金額・解除条件・引渡し日など、契約の要点は必ず確認しましょう。
難しい部分は宅地建物取引士や司法書士に質問してクリアにしてから署名することが大切です。

4. 瑕疵(欠陥)を隠す

失敗談
雨漏りがあることを伝えずに売却。
引渡し後に発覚して修理費を請求され、最終的には売却益が大幅に減ってしまった。



防止策
売主には「告知義務」があります。分かっている欠陥は必ず正直に伝えましょう。
不安であれば「建物状況調査(インスペクション)」を依頼して、客観的な診断を提示すると信頼性も高まります。

5. 引渡し準備を甘くみる

失敗談
引越し準備が間に合わず、引渡し日に遅れてしまった。
その結果、買主から損害賠償を請求される事態に…。



防止策
余裕を持ったスケジュールを立て、引越し業者の手配も早めに行いましょう。
特に繁忙期(3月や年末)は予約が取りづらいので注意が必要です。

まとめ

不動産売却の失敗談は、どれも「ちょっとした準備不足」や「確認不足」から生まれています。

  • 相場を調べる
  • 複数の会社を比較する
  • 契約内容を理解する
  • 欠陥は必ず告知する
  • 引渡し準備を怠らない

この5つを守るだけでもトラブルの多くは防げます。

「失敗談から学ぶ」ことで、安心・安全な売却を目指しましょう!