column
2026.02.23

「売りに出せば、すぐ決まると思っていました」
相続不動産のご相談で、よく聞く言葉です。
実際には、相続不動産の売却は
思っている以上に時間がかかるケースも少なくありません。
今回は、その理由を分かりやすく整理してみます。
通常の売却と違い、相続不動産の場合は
売却前にいくつかの確認や手続きが必要になります。
・相続人の確定
・遺産分割協議
・名義変更(相続登記)
などが整っていないと、正式な売却はできません。
書類の準備や話し合いに時間がかかり、
「まだ売り出していない」という状態が続くこともあります。
兄弟姉妹で相続している場合、
「すぐ売りたい人」と「残したい人」で意見が分かれることもあります。
この温度差を丁寧にすり合わせないまま進めると、
途中で話が止まってしまうことも。
売却は不動産会社とのやり取りだけでなく、
家族間の合意形成も大切なプロセスなのです。
「せっかくなら高く売りたい」
これは当然の気持ちです。
ただし、相場より高めの価格でスタートすると、
内覧が入らず、結果的に販売期間が長くなることもあります。
価格は感情ではなく、
市場の動きや事例をもとに判断することが、
スムーズな売却への近道です。
長年住んでいた実家には、
思い出の品や家財が多く残っていることがほとんどです。
片付けに時間がかかったり、
建物の老朽化による修繕の検討が必要になったりと、
売却前の準備に予想以上の時間がかかることもあります。
最近は「現状のまま売却」できるケースも増えていますので、
無理に完璧に整えようとしすぎないことも大切です。
売り出してからすぐ決まる物件もあれば、
数か月かかるケースもあります。
立地や価格、建物の状態など、
さまざまな条件が影響するため、
一定の販売期間は想定しておくと安心です。
売却期間が長くなると、
「何か問題があるのでは」と不安になる方もいます。
しかし、相続不動産の場合は、
手続きや調整に時間がかかるのは珍しいことではありません。
大切なのは、
状況に合わせて適切に見直しをしながら進めていくことです。
相続不動産の売却は、
「すぐ終わるもの」と思っていると焦りが生まれます。
・相続の整理
・家族間の合意
・価格の見極め
・販売期間
こうした流れを踏まえ、
少し余裕をもったスケジュールで考えることが大切です。
もし今、売却を検討しているなら、
まずは現状を把握し、全体の流れを確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。
それが、安心して進めるための第一歩になります。
©株式会社コンフォート住宅販売 All Rights Reserved.